東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

SAKURAI & HAYASHI

充分なコミュニケーションと説明で
納得した上で治療を受けて頂く

【櫻井 善明 院長】
大学を卒業後、大学院へと進み、生化学を専攻。その後、大学院時代からお世話になっていた歯科医院に7年勤務。それから、父の医院(『さくらい歯科』と『太陽歯科』)に移りました。

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

ネクスト・デンタル

荒川区/西日暮里/西日暮里駅

  • ●歯科

父が歯医者であったこと。それが全てでした

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

【櫻井 善明 院長】
父が歯医者であったこと。それが全てかもしれません。中学高校の頃はバイクや車に興味を持ち、「工学部に進みたい」という希望を持っていた時期もありました。ただ、それは許されないことでした。そういう意味では歌舞伎の世界と一緒でしょうかね(笑)。
大学を卒業後、大学院へと進み、生化学を専攻しました。その後、大学院時代からお世話になっていた歯科医院に勤務しました。そちらで足掛け7年というところでしょうか。一般的に、歯医者さんは勉強のため、2、3年周期で勤め先を変える事が多いのですが、私の場合は同じところで長く勤めることで、結果的にそれがプラスに働いたと捉えています。若い時分に自分が手掛けた治療の経過を観る事で、一人の患者さんを長期にフォロー出来た経験が今につながっています。
父の医院(『さくらい歯科』と『太陽歯科』)に移ったのはその後のことで、そこで、林さんと初めて一緒に仕事をすることになりました。

【林 智恵子 歯科衛生士】
私の家も歯医者で、実は先生のご実家とは通りを挟んで同じ地区に位置していました。先生ご自身とその頃に面識があったわけではありませんが、先生のお父様からは「智恵子ちゃん」と呼ばれていて、私の両親は先生の結婚式にお呼ばれする間柄だったんです。
先生とは『太陽歯科』で初めてお会いしたようなもので、以来、ずっと一緒に仕事をさせていただいています。

充分な会話で十分に説明し納得して治療を受けて頂くことを重視し自由診療というスタイルに

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

【櫻井 善明 院長】
父の元にいた頃は、1日に20人ですとか、普通に保険診療をおこなっていたわけです。ところが、ある日同僚のドクターが事故で入院し、そのドクターの仕事も私が引き受けなければならなくなりました。1日に40人から50人の患者さんを土日なしで、朝の8時から夜の8時までぶっ通しで診ていたんです。本当、こっちがどうにかなりそうな状態でした(苦笑)。 2ヶ月が経ち、入院されていた先生が復帰するとなった時、私はあることに気づきました。「患者さんの顔を1人も憶えてない」と。私は確かに歯の治療はしていたかもしれませんが、「これは医療ではない」と思い、当時からコンビを組んでいた林さんに「次からの予約は全て1時間に1人にしてください」と頼んだのです。
なにしろ1時間に1人ですから、診療以外のことも色々と話すようになりました。話は患者さんのご家庭のことにまで及ぶようになり、それが患者さんのことを理解することにつながっていきました。ここに至り、患者さんと対話することの重要性をあらためて知ることになったのです。
ちょうどその頃、私はインターネットの歯科相談を開始していました。相談のほとんどは、担当の先生と充分な会話が出来ないゆえの、不信でした。

【林 智恵子 歯科衛生士】
相談されてきた8割くらいの方は、それでもなんとか折り合いをつけていらっしゃいましたが、残りの2割の方は悩みが段々と不安へと変わっていき、寝られなくなったり、精神的にもかなり弱っていらっしゃいました。当院にいらした患者さんに聞いても、一番多いのが、「前の先生はなんにも話してくれなかった…」というものです。怖いとか、痛いとか以外の不安や不信。であれば、治療の中身はもちろん、充分な説明こそが患者さんの求めるものではないかという結論に至ったんです。

【櫻井 善明 院長】
それを考えますと、一人の患者さんにかけられる時間が制限されている保険診療の範囲では土台無理があるということかもしれません。当院では、おひとり最低1時間というスタイルをとり、患者さんと密接なコミュニケーションをとって納得して治療を受けていただけるようにと考えています。

患者さんにご納得いただくためのツールのマイクロスコープ

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士

【櫻井 善明 院長】
マイクロスコープに備え付けたカメラにより、治療の全ての経過を撮影し、リアルタイムでご覧いただけるようになっています。初診の患者さんのほとんどが、「前の歯医者さんで"削られた"」とおっしゃいます。治療に関して納得のゆく説明がなされていないから、そのような齟齬が起こるわけで、治療の過程が全て見れることで「治療の必要性」を患者さんは納得されると思うんですね。 歯科医師側が、「よく見える」ということに限れば、拡大鏡で充分です。そうではなく、患者さんにご納得いただくためのツールがマイクロスコープだと考えています。百聞は一見にしかず。口頭による説明を遥かにしのぐ理解度、満足感を患者さんは抱かれるのではないかと思っています。

【林 智恵子 歯科衛生士】
それはCTにしても同じですよね。平面のレントゲン写真は、一般の人が見ても何がなんだかわかりません。ところが、CTの画像は一般の方でも「あ、これが病気のところね」と一発でわかるケースが多いんです。自らのお口の状態を把握出来ることで、患者さんのほうから質問が次々と出てくるようになります。この段階に至って、本当の意味で患者さんが治療を選択することが可能になると思うんです。

歯科医師と歯科衛生士がタッグを組んで治療をするメリットとは

【櫻井 善明 院長】
より患者さんに近い立場でものを考えられ、かつ、それを伝えられる。言ってみれば、林さんは、私と患者さんを結ぶ通訳さんというところでしょうか。よく、「患者さんと話をする時にはわかりやすい言葉で…」と言われますが、それを意識するあまり、患者さんに誤解を与えてはいけないわけで、プロとして出来る限り正確に内容を伝えなくてはなりません。となると、必然的に難しい言葉を使わざるをえないことも出てきますが、それを患者さんが充分に理解できないとなると問題です。その時、患者さんの気持ちを推し量り、仲介してくれる存在が林さんなんです。

【林 智恵子 歯科衛生士】
私としては、患者さんの心の中の希望を引き出してあげることを心掛けています。それから、「先生にこんなこと聞いていいの?」と躊躇されている場合もありますよね。「くだらないことかもしれないけど…」って。それを全て口に出してもらう。それが出来る雰囲気を作っていきたいと考えています。
悩みを口に出し、解決してあげることで、患者さんはがらっと変わっていきます。前を向いて、積極的に自分から治療に向き合えるようになっていくんです。

これから受診される患者さんへ

【櫻井 善明 院長】
『ネクストデンタル』では、専門性の高い歯科医師が集い、患者さんを共同で治療していくスタイルをとっています。症状によって、より専門性の高い治療の必要性が生じた場合には、患者さんと相談の上でスペシャリストをご紹介しています。
私は、私自身のことを最高の歯科医師とは思っていません。しかし、あなたのお口の状態を判断し、それを伝えることに関して、最高の体制が整っていると自負しています。私も医療人ですから「一人でも多くの方に健康になって欲しい」とは思います。しかし、私にできる事、時間は限られています。「一人の患者さんに全力投球する」と言う姿勢で私たち2人が、あなたのお悩みに正面から向き合っていきます。

※上記記事は2014.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

櫻井 院長 & 林 歯科衛生士 MEMO

  • 出身地:[櫻井・林] 東京都
  • 趣味・特技:[櫻井] モータースポーツ[林]スポーツ(バレー、テニス、スキー)をすること
  • 好きな映画:[櫻井] バック・トゥ・ザ・フューチャー、ブルース・ブラザーズ[林] となりのトトロ、サウンド・オブ・ミュージック
  • 好きな言葉・座右の銘:[櫻井] 継続は力なり[林]優しさ・ほほえみ・思いやり
  • 好きな音楽・アーティスト:[櫻井] B'z[林]GACKT、谷村新司、大黒摩季
  • 好きな場所・観光地:[櫻井] 滝[林]お風呂から海を眺める

グラフで見る『櫻井 院長 & 林 歯科衛生士』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION