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杉本 充弘 院長

MITSUHIRO SUGIMOTO

無事な出産の、その先の感動を提供するために
妊産婦さん主体のお産をサポートする

東大病院、日立製作所日立総合病院を経て1995年より日本赤十字社医療センター(日赤医療センター)産科部長、2000年より副院長、周産母子・小児センター長、2013年より周産母子・小児センター顧問。2014年より東都文京病院で勤務。2015年4月より院長に就任。

杉本 充弘 院長

杉本 充弘 院長

東都文京病院

文京区/湯島/末広町駅

  • ●内科
  • ●眼科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●皮膚科
  • ●産婦人科
  • ●乳腺外科
  • ●小児科
  • ●泌尿器科
  • ●外科
  • ●整形外科

寝たきりだった祖父を見ていて「力になりたい」と医療の道を選択

杉本 充弘 院長

私の祖父が長い間リウマチ性関節炎を患っており、寝たきりのような状態だったんですね。当時はまだ良い薬などもなく、強い膝の痛みに耐えながら生活している姿をずっとみていました。そこで少しでも力になれたらいいな、という想いが強くなって医師を目指したんです。
学生時代にはいろいろな科をまわるのですが、その中でも産婦人科での「命の誕生」というのはとてもインパクトが強かったんです。小さな命が生まれる事で病棟の雰囲気も明るくなりましたね。そこで私は命の誕生をサポートできるようにと産婦人科を専門にしたんです。

母子と家族が主体となって臨むお産にはより深い感動が待っている

杉本 充弘 院長

様々なお産に立ち会わせていただきましたが、とある患者さんで3回のお産を経験なさった方がおられました。1回目、初めてのお産でも特に異常はなく無事に元気な赤ちゃんを産むことができたので、いいお産ができたと思っていました。2回目は里帰り出産をされるということで、出産はご実家近くの大学病院でお産されましたが、途中までは診させていただき、何も異常なく無事に赤ちゃんが生まれました。
3回目のお産では、家族全員が立ち会いました。カンガルーケアと言って、生まれてすぐお母さんが赤ちゃんを抱っこして同じ時間を過ごしたり、母乳中心の育児をサポートしたりと、お母さん自身と赤ちゃんが主体となるお産でした。退院なさるときに「3回目でやっと満足できるお産ができました」とおっしゃったんです。この出来事は、本当にいいお産というのがどういうものなのかを考える良いきっかけになりました。
それまでは母子共に安全であり異常がなければよいお産である、と思っていたのですが、それだけでは不十分だったんですね。お産をする方やそのパートナーが主体となって「新しい命を迎えるんだ」という姿勢で臨むことで、もっと大きな感動を得ることができるんです。お産というのは本当に深いものがあると痛感した出来事でした。

サポートを充実させ、高年出産や帝王切開分娩の方でも満足のいくお産を

杉本 充弘 院長

近年では初産の方の年齢が上がって高年出産になったり、2人目3人目のお産をする方が減ったりしていて、余裕をもって出産に臨むのが難しい方が増えているように思います。しかし私たちはそれを乗り越えるだけのサポートをするために最善を尽くしています。出産は子育てのスタートですが、このお産の体験がその後の育児をする上でのパワーになるようなお産であってほしいですね。そのためにはサポートする側もエネルギーを注いでいかなければいけません。
また出産時に問題があり帝王切開術になってしまう方へのサポートも欠かせません。私たちは帝王切開術を手術ではなく「帝王切開分娩」ととらえています。できるだけパートナーにも立ち会ってもらいますし、出産後にカンガルーケアで母子接触も行っています。帝王切開分娩だからできない、ではなく帝王切開分娩の方でも自然出産に近い形のサポートを行っています。

他の科との連携がとれた「小回りのきく総合病院」

当院は小回りの利く総合病院、というのをコンセプトにしています。大学病院程の設備や人員はありませんが、その分他の科との連携も取りやすくスムーズです。
例えば外来は歯科を除いて全てワンフロアーですので、必要であればその日のうちに併診が可能な場合が多いのです。また年齢層も赤ちゃんからご高齢の方まで幅広く対応しています。特に地域のご高齢の方々の健康を守っていこうということで、理学療法室を拡充しました。常勤の理学療法士も増員し、骨折や交通外傷などの方へのリハビリとケアにも力をいれています。
大きな大学病院からの受け皿、そして一次救急病院からの急変された患者さんの受け入れなど地域との連携も密にしていきたいと思っています。
また今後は透析治療も行えるようにと準備をすすめています。

これから受診される患者さんへ

当院は総合病院なので各科にスペシャリストがいます。例えば眼科では緑内障や白内障など、どんな疾患でも対応できるような人員と設備があります。耳鼻科でもレーザー治療で花粉症などの病巣を焼灼する技術をもったレベルの高いスペシャリストがいます。内科に関しては東大と東京医科歯科大の医局から専門医が来てくださって外来専門医として対応しています。
お子さんから高齢者の方まで、十分に対応できる病院ですので、どんな症状の方でも安心してお越しいただければと思います。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

杉本 充弘 院長 MEMO

  • 出身地:愛知県
  • 趣味:野球、サッカー、相撲などのスポーツ観戦
  • 好きな作家:A・J・クローニン
  • 好きな映画:ヒューマンドラマ、心温まる映画
  • 座右の銘:常に学ぶ姿勢を持つ
  • 好きな音楽:ヒーリングミュージック、クラシック

グラフで見る『杉本 充弘 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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