大原 輝久 院長への独自インタビュー

研修や勤務医を経て矯正専門医の道へ

矯正医というのは歯科医師になってからの教育や訓練が不可欠で、歯科医師の免許を取得したからといって、すぐ矯正医としてやっていくのはほとんど無理です。そのためまずは5年間、大学病院に勤務しながら技術を学び、並行して大学院で知識を深め、日本矯正歯科学会の認定医を目指しました。矯正の分野をさらに極めたいと都内の矯正専門医院で働くうちに、次第に開業したいと思うようになり、2007年から当院を始めました。いずれは一般歯科もとは思っていましが、矯正医療にやりがいや面白さを感じて、矯正専門で施術を行っています。
本郷というエリアは非常にアクセスが便利ですので関東近郊から通院されている方も結構いらっしゃいますね。近隣の人より、むしろ遠くから来てくださる方が多いです。ただ最近は近隣の小学生の患者様も増えてきて、開院当初に比べて地元での認知度は高まってきたかなと思っています。

矯正医として予防歯科にも取り組んでいます

『本郷いきざか矯正歯科』は成人矯正がメインですので、OLさんや主婦の方が多く通院されています。当院で受けられる主な矯正治療の方法にはワイヤー矯正と裏側矯正があり、歯の状態をチェックして可能であれば部分矯正も受けることができます。ほとんどの方がオーソドックスなワイヤー矯正を選ばれ、裏側矯正はOLさんがよく希望されますね。
当院の強みは、矯正治療に合わせて食事指導やメンテナンスで予防歯科を行っていることです。特に食事での予防歯科は患者様が主体となって取り組むことですので、症状に応じて「こういう食事には気をつけてくださいね」としっかりとアドバイスしています。よくお伝えするのは、やはり甘いものはダメということ。どれだけしっかり磨いても甘いものを食べれば虫歯になるので注意が必要なんですが、ちゃんと聞き入れてくださる方はほんのわずかです（笑）。それだけ食事面というのは気にしていても行動に移すのは難しいのですが、矯正中に虫歯や歯周病になってしまうと、せっかく綺麗な歯並びになっても台無しですので、歯の健康管理も矯正治療の一環と捉えて取り組んでいます。

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