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細部 高英 院長

TAKAHIDE HOSOBE

泌尿器や排尿に関するトラブルのイメージを変えて
通いやすくなんでも相談しやすい医院を目指す

名古屋保健衛生大学医学部卒業後、慈恵医大にて研修医修行を行う。平成元年より慈恵医大泌尿器科学教室助手として勤務。平成11年8月、他界閉院した細部医院を再建。日本泌尿器科学会専門医、東京都泌尿器科医会副会長、文京区医師会理事、日本性感染症学会会員、性の科学財団会員

細部 高英 院長

細部 高英 院長

細部医院

文京区/根津/根津駅

  • ●内科
  • ●泌尿器科
  • ●性感染症内科

急死した父の跡を継ぐために泌尿器科医としての経験を積んで

細部 高英 院長

父が泌尿器科の開業医でしたので、小さい頃から患者さんを治療する父の姿、救急の患者さんや時間外に来られる患者さんの対応をしている父の姿を見ていました。自然と私も医療の道に進みたいと思うようになり、高校時代には医学部受験を目指して勉強するようになったんです。ただ、私は大学時代に呼吸器内科の教授にお世話になっていたので、呼吸器内科を専門にする予定だったのですが、大学5年生のときに父が急死してしまいました。そこで東京に戻り昔父のいた医局に入ることを志して泌尿器科で学ぶことにしたんです。大学を卒業後すぐに慈恵医大の泌尿器科に入局しまして11年間慈恵医大で経験を積んだ後に父の跡を継いで開業いたしました。

泌尿器科は恥ずかしがらず気軽に受診できる場所だと伝えたい

細部 高英 院長

当院は泌尿器科ですので、排尿障害、前立腺肥大症、性感染症などの患者さんが多く来られています。なるべく患者さんの気持ちに寄り添いながら丁寧に説明をすることを心がけるようにしています。もし混んでいるときであれば「お昼休みを使ってお話ししましょう」とお伝えして細かく丁寧に説明したり、患者さんからの相談をお聞きしたりもできます。ですが、泌尿器科に行くことが恥ずかしいと来院をためらってしまっている方も多いのが現状です。
例えば高齢になってくると排尿トラブルが多くなってくるのですが、「年だから仕方ないか」「命に関わるような病気じゃないからいいや」と諦めてしまっているんです。特に女性は生理用のナプキンに慣れてしまっているからか、尿パットを当てておけばなんとかなる、と受診しない方が非常に多いんですよね。尿漏れも治療をすればかなり改善されるものですので、敷居を高くせず、是非気軽に受診していただきたいと思っています。また男性の勃起障害に関しても、最近ではバイアグラなど勃起不全治療薬があります。血管は動かしていないとどんどん衰えてしまいますから、恥ずかしがらずに受診していただきたいと思います。

お互いの健康のために。積極的に性感染症検査を受けてほしい

細部 高英 院長

性感染症に関しても後ろめたい病気だと思っている方が多いですね。特に日本では「性感染症は風俗関連でうつるものだ」と決めつけている方が見受けられます。これは昔日本で性感染症は花柳病と呼ばれており、吉原に出入りする人だけがかかる病気だと位置づけられていたことが原因のようです。このイメージが現代にも残っているからか、性感染症に対してのマイナスイメージが先行し、検査のために受診しなかったり隠れてこっそり検査や治療をしていたりする方が多くいらっしゃるんですよね。でもこんな風な考え方をしているのは日本だけで、海外では性感染症のチェックをするは当たり前なんですよ。付き合い始めたカップルが一緒に検査に来ることも一般的な話です。日本でももっと性感染症に対するイメージを変え、積極的に性感染症の検査に足を運んでいただけるように啓蒙していきたいと思っています。また、性感染症は自分には後ろめたいことはないのにパートナーが持っていて落ち込んでしまう、という患者さんもおられます。医師の介入は難しいところではありますが、なるべく深入りしないで、あえてサラッと接するようにしています。

高齢の方や在宅医療を受けている方の力にもなりたい

せきやくしゃみなどで尿漏れする方には骨盤低筋体操や、頻尿症候群や尿が近い方向けの膀胱訓練など、患者さんがご自宅でできるケア方法についてもアドバイスさせていただいています。これから高齢化社会になると在宅医療が中心になってくるかもしれません。泌尿器科の私が主治医として在宅診療をすることはほとんどないと思いますが、内科の主治医と連携をとりながら泌尿器管理、排尿管理で携わっていきたいと思っています。高齢の独居老人などが排尿トラブルを抱えていることもありますので、そういった方達の手助けができればいいな、と考えています。

これから受診される患者さんへ

泌尿器科を受診することを後ろめたく感じたり恥ずかしいと思ったりせずに、是非気軽に受診していただきたいです。命に関わるような重病ではないようなものが多いかもしれません。ですが、薬などの処置をすることで症状が軽減したり改善したりすることで、日常生活が楽になったり、日々楽しく過ごせるようになったりするようになりますよ。是非相談したいことがあれば、お越しくださいね。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

細部 高英 院長 MEMO

総合内科専門医

  • 出身地:東京都文京区
  • 趣味::ゴルフ、英会話、鉛筆絵
  • 好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽:ビートルズ

グラフで見る『細部 高英 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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